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2024/04/26 (Fri) / / comment()

【ナンピンってどうなの?】

FXを長く続けていくには勝つことよりも、負けないことが重要だと思います。
私の考えとしては、大きく儲けるよりも、大きく損することを避ける方が大切だと考えています。
 
100%負けないということは当然無理ですが、トータルして負けない方向に行けるよう努力することはできるはずです。
そのためには勝つためのテクニカル分析や手法ではなく、負けないためのメンタルコントロールが必要なのです。
 
『ナンピンはしたらダメ』というのをよく聞きます。
ナンピンとはいわゆる買い(売り)増しのことで、現在のポジションをさらに増やし平均売買価格を下げる行為をいいます。
私も何度かナンピンによって痛い目を見てきました・・・( ;∀;)
 
「上がると思ってポジションしたものが逆に下がってきた、でも一時的なものですぐに上がるだろう」
「上がるなら今さらに買い増しすればもっと利益がでるからナンピンしよう」
そんな軽い気持ちでナンピンしてしまうのです。
 
そもそも最初にポジションを持った時に上がると予想しているのに、それがハズレて下がってしまったら、もうそれ以降は自分の予想に対する信頼度はないのです。
それなのに、まだ自分の予想が正しいと勘違いしていて買い増しをし、さらに傷口を深くしてしまうという悪循環に陥るのは何故なんでしょうか?
 
それこそ人間の心理ともいえる部分なんですよね。
「自分の予想が間違っていたことを認めたくない」
「ポジションをマイナスで終わらせたくない」
私も負けず嫌いなのでよくわかります( ̄ロ ̄;)
 
しかし完全にナンピンを否定するわけじゃありません。
プロの中にはナンピンをうまく使い分けることで、非常に効率的なトレードをする人もいるみたいです。
中にはナンピンをするだけして、最終的にプラスにもっていく手法もあるらしいです。
 
でも私の考えは、セオリー通りでつまらないかもしれませんが、ナンピンはしないことをマイルールにしています。
どうしても買い増ししたいなら、一旦持っているポジションを損切りしてからがいいと思います。
 
例えば、ドル円が1ドル100円の時に1万通貨レバ100で1lotロングで取引したとします。
上がるはずが下がって95円になり、そこで更に1lotナンピンし、何とかあがって2つのポジションを98円で利確しました。
トータルで+100pips、1万円の利益になりました。
しかし、ナンピンしていなければ最初のポジションを99円で損切りし、+200pips、2万円の利益になったはずなのです。
この2倍という差はすごく大きいと思います。
 
この場合のロングポジションをナンピンするなら、まず保持しているポジションをロスカットし、下げ止まった頃を見極めてからポジションを持ち直すというのが最も安全な方法なのです。
 
でも理屈ではわかっていても、そううまくトレードできないのが、悲しい人間の性というものなんですけどね・・・
一回でもナンピンで助かった、もしくは利益が増えたという体験をしてしまったら、つい欲に駆られてもう一度したくなっちゃうんです(>Д<)
 
私も過去にナンピンで利益が増えたり、損失を抑えられたことが何回もありました。
その結果、また同じことがあるだろうと甘い夢をみてしまい、結局損失を拡大させてしまうことが多くあったのです。
そんなことを繰り返していくうちに、ナンピンはたしかに利益が出ることもあるけど損することの方が多いし、何より精神的によくないなと思い、どんな状況であってもナンピンはしないようにするというルールにしたほうが、わかりやすいトレードができるんじゃないかと結論付けました。
 
繰り返しますが、ナンピン自体は否定しません。
完全にナンピンをしないと決めるのではなく、限られた条件ではOKというルールでもいいと思います。
(上昇トレンド時にロングポジ保持で、すでに利益が出ているのが、更に買い増す場合・・・など)
自分にあった使い方をマイルールとして決めて、徹底して守れるならいずれ結果として現れると思いますので、いろいろと試してみるのもいいと思います。

とにかく最も重要なのは、ルールを守れるか、守れないかだけですよ(´・ω・`)



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2010/05/16 (Sun) / 【ヤヨメのFX教室】 / comment(0)

【経済指標の重要性】

為替相場を予想するにあたって重要なものは数多くあります。
過去のデータに基づいたテクニカル分析や手法、取引する上での規則性のあるルール付。
それらも大事ですが、一番重要視すべきは各国の経済状況とその動向といえるでしょう。
その経済状況を明確に数値化し、国民に発表するのが『経済指標』なのです。
 
いくらテクニカル分析上で強い買いシグナルが出ていたとしても、経済指標が予想外の悪い結果で発表されたらその瞬間から急激な下降をしてしまいます。
過去にいくら長い期間トレンドを維持してきていたとしても、それを急に方向転換させてしまうほど強い影響力を持つのです。
 
私も過去に何度か経済指標や要人発言に振り回されました・・・
手堅いロングポジションだと思ったのに、ちょっとIMFのお偉いさんが金利政策引き締め案を話したら急激な下降でストップかかったりとか 。・゚・(ノД`)・゚・。
 
各国それぞれ経済指標を発表するのですが、アメリカの経済指標は米ドルだけではなく、全通貨に影響を与えます。
世界一取引量のあるUSドルが何らかの変化を見せれば、他の通貨も変化を起こすのは当然ですね。
特にクロス円は大きな影響を受けるのはご存知だと思います。
大きな経済指標ともなれば、普段ボラティリティ(値幅)の緩やかな米ドル/円でさえ、わずか数分で50~100pipsほど動くのです。
 
これを大きなチャンスとみて一攫千金的にポジションを持つか、どちらに急激な変化をするか予想も出来ない状況でリスク回避を図るべきだと考えるかは個人によって違うと思います。
どちらに動くか全く予想がつかなくても50%の確率で大きな利益を生むわけですから、思わず乗っかりたくなるのもわかる気がします。
当然ですが、大きな損失を被る確率も50%ですけど・・・(; ̄▽ ̄)ゝ”
 
私としては経済指標時のギャンブルは避け、一旦大きく動いたのを確認してからポジションを取った方がいいと思っています。
そのまま急激な勢いにつられてそちらに流れていきそうならその方向に、一旦落ち着いて戻しや反発が起きそうならその方向に、今までにない動きで予想がつかない場合は無理にポジションをとらない、などが面白みはなくとも無難なのかもしれません。
 
もちろん確固たる自信がある場合は勝負に出るのもいいと思います。
世界情勢に詳しく、様々な要因から予想を立てて、どのような結果が出るかおおよそ想像がつく人にとっては一番の稼ぎ時ですから。
 
ファンダメンタルズはとても重要です。
大きな時間の流れの中で為替相場を見ると、必ずファンダメンタルズ通りに動いています。
ですから、そういった世界情勢などの最新の情報を毎日身近に感じ得ることができる『プロ』と呼ばれる人達は絶対的優位にあることは間違いないでしょう。
 
一般人が得られる情報だけでも、ある程度の予想をたてることはできます。
しっかりとファンダメンタルズについて勉強し、日々世界の経済状況に目を見張らせ、過去どういった状況で為替相場が大きく動いたかなど熱心に調べて把握し、それらの材料をもとに自分なりの考察を加えて予想できれば、ある程度はプロと呼ばれる人達に近づけるかもしれません。
 
しかし、そこまで時間と労力を消費しても、100%確実な予想が立てられるわけでもないので、そこまでやる人はなかなかいません。
 
ある程度確率を上げるという意味での、もっとシンプルな予想の立て方があります。
大きな経済指標の前には必ずいくつか他の指標が発表されています。
次にどう動くか考える際に、それらの数値はいい判断材料になります。
 
経済指標の中で最も重要なものといえば『雇用統計』があります。
雇用統計はその国の経済状況を表すのに重要な指標です。
 
例えばその雇用統計の数値が予想以上に高く発表されたとしましょう。
その数値が多いということは、雇用が多くあったということですよね。
ということは企業側も人手が足りなかったというこで、仕事がある⇒会社が利益を上げる⇒賃金が増える⇒消費が増える⇒経済が潤い景気回復になるという良い循環に繋がります。
経済が活性化している国はインフレ傾向になりやすく、急激なインフレを避けるために政府が政策金利を上げたります。
 
単純にそれだけではないのですが、そういった様々な要因があり通貨価値も上がり、投資家の通貨買いが加速することで急激な上昇が起こるのです。
この雇用時計の発表は毎月一回行われます。
これに対して『新規失業保険申請件数』という指標が毎週発表されるのですが、この数値を前回の雇用統計、失業率と照らし合わせたり、次回の雇用統計までの推移を観察していればある程度おおまかですが数値が予想できたりします。
 
他にも様々な指標があるので、その結果をもとに過去の雇用統計との因果関係を調べれば予想の精度がより上がると思います。
 
ここで重要なのが、為替相場の動きは「前回発表されたの数値より大きいか小さいか」には大きく影響されません。
つまり、前回の雇用統計数値よりも今回の数値が低かったとしても急激な相場上昇が起こることが多々あるのです。
重要なのはあらかじめ発表前に予想されていた数値(コンセンサス)よりも上か下かなのです。
今月は景気悪化で前回よりも数値が低いのは明白であり、政府も低い数値を予想している。
しかしフタを開ければ思ったよりも悪くない状況であり、前回には遠く及ばないが、事前に予想されていた数値よりも上であった。
そんな時、大きなサプライズとして急激に上昇するのです。
 
私の結論として、経済指標の数値を予想するのは非常に難しく、FX自体そうなのですが、どちらに動くか賭けるのはまさにギャンブルだと思ってます。
せっかくのチャンスの瞬間でもあるのですから、なんとかモノにできないかとOCO両建て注文や、いろいろな手法を試しましたが、どれも確実なものはなく「これはいける!」と思えるまでにはなりませんでした。
逆にその典型的なギャンブル要素が人気となって、米雇用統計などの大きな指標だとちょっとしたお祭り騒ぎになったりします。
競馬でいうG!みたいなものなんでしょうか?
そういった雰囲気は個人的に嫌いじゃないんですけどね~( ̄ー ̄)ニヤリッ
 
とにかく、もし指標取引をするならあくまでギャンブルと割り切るか、よほど情報収集しないと大きく儲けを出すというのは難しいかもしれませんね。
 



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2010/05/09 (Sun) / 【ヤヨメのFX教室】 / comment(0)

【テクニカル分析の意義】

 今回はテクニカル分析や手法の意義について少しだけお話したいと思います。
 
FXを始めたての頃は誰でもお金が儲かるものだと思っています。
でもそう考えているからこそFXを始めるわけで、逆に損することばかり考えてる人はやらないですよね(笑)
もちろん私もちょっとしたお小遣い稼ぎというか、あと少し収入があったら生活に余裕ができるな~という軽い考えからFXに興味を持ちました。
まぁちょっと考えればわかることなんですけど、そんな簡単に誰でも気軽に稼げるとしたらみんなやってますよね・・・
 
利益を出すこともできるけど、思わぬ損失を被ることもある。
 
当然ご存知だとは思いますが、億単位のお金を手に入れた主婦もいれば、自己破産しどん底に陥った人も数多くいる世界なのです。
でも人って結構楽観的で、悪いところと良いところを同時に見せられると『自分は大丈夫だろう』という観念の方が強く働き、良い部分だけが強く見えてしまいます。
億とまではいかないまでも、100万くらいならちょっと頑張ったら手に入るんじゃないかな・・・とか。
 
何でも思い通りになったら人生バラ色ですが、そう上手くいくわけもなく、どこかでつまずいたり何らかの障害にぶつかったりしちゃうんですよね。
そのつまずきが些細なものだったらいいんですけど、いきなり大コケしちゃったら立ち上がれません。
この失敗を次に活かしてがんばろー!とか悠長なことは言ってられないです。
 
はっきり言ってFXはギャンブルです。

FXを投資と勘違いしてる人もいますが、あくまで投機です。
たしかに戦略だったり、テクニカルや勝つために研究された手法なんかはあります。
でも、どれもあくまで確率論の中での話でしかないと思います。
何も知らないど素人が適当にポジションを持ったとしても、結局は上がるか下がるかの二択であって、数をこなしていけば最終的に50%の勝率に集約されちゃうんです。
逆に下手に変な知識を付けると、その不変性が崩れて一方に偏った結果を生み、勝率50%にはとうてい及ばないことにもなりかねません。
 
などと、否定的なこと言っておいてなんですが、私個人的にはテクニカルや手法は大いに意味があるし、研究されてきた手法も勝率を上げてくれるものが数多くあると思っています。
それは身をもって実感しているからというのもあるんですけどね。
 
厳密には違うんですけど、わかりやすいという意味で天気に例えてみます。
明日は『晴れ』か『雨』か、それとも『曇り』か・・・はたまた時期はずれの『雪』や異常気象ともいえる『雹』や『嵐』かもしれません。
そんな時、それらを予想するとしたらどうするでしょうか?
 
現在は様々な気象データから予想を立てますよね。
衛星写真や過去のデータから、こんな時に次にこうなる、だから明日は『晴れ』でその確率は何%か、という具合に。
そういった細かな分析データは、時がたつほど膨大になり、それをまとめあげて正確な分析結果を得るにはそれなりの知識や技術がいります。
しかし、長きに渡る研究成果により、現在はとても高い予想的中率を誇っているといえます。
 
FXも結構似ているんじゃないでしょうか?
やはり、それら過去のデータや動向を分析することは、これからどうなるかを予想するうえでの重要な判断材料になると思います。
 
現在のFX事情といえば、過去のデータや複雑な計算式もいらず、各業者による無料のサービスによって提供されており、素人でも簡単にそれらを検討材料に加えることができるのです。
これほど楽なことはないですよね♪
業者によってはクリックひとつで過去の膨大なデータから今後を予想してくれるサービスもあるほどです。
 
ただ、過去のデータをもとに有名なテクニカル分析などをバックテストしてみるとわかるのですが、正直あまり的中率がいいとはいえません。
実戦投入するにはそれなりに自分流にカスタマイズしなければなりません。
たとえばそれ単体で使用するのではなく、いくつかのテクニカル分析と組み合わせるだけ確実に的中率が上がります。
できれば、それに加えて自分だけの制約『マイルール』を作っていければより理想とするトレード方法に近づけるのではないでしょうか。
 
例えば、①上昇トレンドでは買い(ロング)しかしない。 ②2つ以上のテクニカルでのシグナルが出たときだけポジションを持つようにして、それ以外は決して持たない。 ③利確するまで買い増し(ナンピン)しない。など・・・
 
はじめはガチガチのセオリーでも構わないと思います。
まずはしっかりとした枠組みを決めて、それをしっかりと守り、ある程度続けることです。
 
ここで強調したいのは、どんな優れた手法を確立しても続けなければ意味がないということです。
 
例え勝率80%の優れた手法でも、数回連続で負けることは比較的良くあることです。
そこでやめてしまっては全くいいところなく終わるだけで、勝率が本当ならその後負け以上の連勝が続くはずなのにもったいない思いをしてしまいます。
極端な話しでいえば、20連敗しても次は80連勝するかもしれないってことです。
 
今度近いうちに私の手法(というほどでもないですが・・・)を参考までに公開しますが、他の人が同じようにすぐに真似できる部分と、簡単には真似できない部分があります。
それでも真似できるいい部分だけでも参考にしてもらって、あとは自分なりにアレンジしてもらえれば結構いい線いけると思います。
 
でもその前に、もしテクニカル分析について全く知識がない人がいるいようでしたら、まずは基本的なテクニカル分析についてある程度勉強したほうがいいです。
『テクニカル分析』でググるだけで数多くヒットします。
基本的なことがわかっていないと、絶対といっていいほど先に行くことはできません。
ちょっと難しいと思うかもしれませんが、きっと役に立つのでがんばってください(≧∇≦)b
 
2010/05/05 (Wed) / 【ヤヨメのFX教室】 / comment(0)

【指値と逆指値の設定法】

今日は、ノーポジだったので、指値と逆指値の設定方法について、私が考える基本的な事柄をお話します。

チャンスを見計らってポジションし、その後動向を探りながら「ここぞ!」という時にタイミングよく決算して利益を上げる。
そんな理想的な取引が毎回できたらいいんですけど、なかなかそうもいきません。
専業でFXやってる人ならまだしも、普通の人はずっとパソコンの前に張り付いているわけにも行かないですよね( ̄▽ ̄;)
 
でも今は様々な注文が自動でできるようになって大変便利になりました。
私はよくOCOという注文方法を使います。
OCO注文は指値(リミット)と逆指値(ストップ)を同時に設定できる便利な機能です。
始めのポジション取りは成り行きで注文ですが、その後すぐにOCO注文することで、その後指定した値になった時に自動で決算してくれます。
ですから、注文するまではちょっと考えるので時間がかかりますが、注文したらあとは本見たりテレビみたり自由にできるので助かります(´∀`*)
 
でも指値(リミット)と逆指値(ストップ)注文の数値の幅をどう設定したらいいかわからないという人が結構いるみたいですね。
 
「せっかくプラスだったのに、ちょっと欲張って高めの指値設定したために最終的にマイナスになって損切りしてしまった・・・」
「もう少し我慢すればプラスに転じたのに、逆指値を浅めに設定したからすぐにマイナス決算してしまった・・・」

最初の頃は誰でもあるとことだと思います。
結論から先に言ってしまえば、この数値の幅は馴れれば自然にわかってきます。
前回少し話したと思いますが、長い間毎日チャートをチェックし相場を眺めていると、だんだんと相場の流れが見えてきます。
 
私はこれを『相場観』としています。
この相場観があるだけでも結構ある程度の予測ができちゃうので、これは一種のスキルと言ってもいいかもしれません。
 
でもそれだけでは話しが終わってしまうので、基本的なことを参考までにお教えしますね。
 
例えば相場の流れは大きく分けて上昇トレンド、下降トレンド、レンジの3つに分かれることはご存知だと思います。
そしてトレンドには『サポートライン』や『レジスタンスライン』などの反発反転の目安になるいくつかの材料があります。
レンジ相場も基本的に上下にある程度決められたボラティリティ(値幅)があり、どちらかに一方的に向かうことなく上昇と下降を繰り返しているのです。
 
最初は単純にその幅を計り、ロング(買い)の場合は天井付近を指値(リミット)注文、底を抜けた(ブレイクした)辺りを逆指値(ストップ)に設定すればいいと思います。
但し、ポジションのタイミングが悪いと、いくらリミットやストップの設定を上手にやっても損失を出す確率が悪くなります。
当然のことですが、上昇トレンド時にレジスタンスライン(天井)付近でロングポジションをとっても、何か突発的な状況にでもならない限り利益は出にくいのです。
 
そして、ここからちょっと複雑になりますが、出来れば一つ考えておきたい要素があります。
初めのうちは上記のことだけでもいいですが、最終的に利益をコンスタントに出すために計算が必要になってきます。
 
当然ですが、トレードを繰り返して行けば勝つこともあれば負けることもあります。
それらの結果をトレード回数で割って数値化すると『勝率』を導き出せると思います。
それをもとに、指値と逆指値を設定できるようになれれば、その勝率を維持できる限り最終的には利益を確保できるようになるのです。
 
具体的な例を挙げると、例えば、【リミット30pips】【ストップ30pips】で設定したとします。
この場合10回トレードした中で、6回勝てば4回負けたとしても30pipsのプラスになります。
つまり勝率60%で30pipsの利益が出たということです。
上下同じ設定値だと勝率50%でプラスマイナスゼロですから、51%から利益が出始めるという計算になります。
 
では、ストップに余裕を持たせたい場合はどうでしょう?
今度は【リミット30pips】【ストップ60pips】で設定します。
この場合、10回中7回勝たないとプラスになりません。
詳細な勝率でいうと約66.3%でプラスマイナスゼロとなり、それ以上の勝率があって初めて利益へと繋がります。
(但し、上記のように10回しか勝負しない場合は70%の勝率があってやっとプラスなのです。)
 
こういった計算も念頭に入れつつ各数値を設定できるようなれれば、長い目で見て利益を確実に出していける強い要素になると思います。
ただ注意したいのは、いくら今までの勝率が高いからといってストップ(逆指値)を深めに取り過ぎない方がいいという点です。
やはりサポートやレジスタンスなどの材料をもとに、その範囲内で設定するほうがリスクを回避しやすいからです。
ちなみに私はポジションを取る際に、基本的になるべく上下同じ数値に設定できるように心がけています。
 
また、これら指値、逆指値などの数値は、毎回その時々によって設定数値が異なるので、毎回この数値で間違いないというのはありません。
ですから最終的に絶妙な数値を設定できるようになるには『相場観』を身に付けるのがベストだと思います。
そのためには、やっぱり毎日地道に相場をチェックするという結論になっちゃいますけど(笑)
 
あとテクニカル分析も参考になりますが、最初の頃はそんなに気にしないでもいいと思います。
サポートラインとレジスタンスラインだけでも十分ですよ。
あまり判断材料を増やしすぎると思考時間が増えるばかりで、逆に混乱してしまうことがありますから(>Д<;)
 
でもどうしても導入したいというのであれば、『ボリンジャーバンド』などのわかりやすいものをお勧めします。
初心者でも直感的に見た目でわかるという点で使いやすいと思います。
私も最初の頃よく参考にしてました(≧ω≦)
 
テクニカル分析や手法などの複雑な解説は、また後々時間のあるときにしたいと思っています。
人にわかりやすく説明するのって苦手で時間かかるので(つД`)・゚・
2010/04/28 (Wed) / 【ヤヨメのFX教室】 / comment(0)

【取引時間の優位性】

 今回は取引時間について独自の観点からお話したいと思います。
 
FXは土日を除いた平日24時間取引可能なところが魅力ですが、やはり時間帯によって有利だったり不利だったりというのはあります。
でも人それぞれ個人の好みによるので、正確には『やり易い』『やり難い』に分かれるのかな?
 
市場の一日の流れを日本人の基準で大まかに言うと、早朝AM4:00頃からウェリントウン・シドニー為替市場から始まり、AM8:00頃から東京為替市場、PM3:00頃にロンドン為替市場、最後にPM9:00頃ニューヨーク為替市場が始まります。
(※時間は夏時間、冬時間で1時間くらいズレます)
 
その中で最も取引量が多いのがロンドン市場で、その時間帯になると急に値動きが活発になります。
それまで穏やかだったボラティリティ(値幅)が少し大きくなるので、大きく利益を生むチャンスになります。
 
具体的な時間でいうと大体PM4:00~6:00くらいからどちらかに大きく動き出すことが多いですね。
ですから、その時間帯までに値動きの流れやトレンド、その日午前に出たファンダメンタルズ的な情報をもとにどちらに傾きそうかある程度予想を立ててからポジションを取ると利益に繋がりやすいと思います。
例えば欧州の経済状況が不安定な場合、ロンドン市場開始と同時にリスク回避のから円が買われ始め、クロス円は軒並み下降・・・など。
 
もし、上昇下降どちらに傾くか全く予想できない場合は無理にポジションをとる必要はありません。
ある程度時間をおけば、おのずと流れができますので、それを見極めてからでも決して遅くはありません。
 
もしお勤めの方などで、夕方にポジションが取れない人はニューヨーク市場が始まった後でもいいかもしれませんね。
時間にすると大体PM8:00~22:00くらいです。(サマータイムやその時の状況によって差が生じます)
ロンドン市場の場合も含めての話ですが、この辺りのことは毎日相場を見ていればわかります。
 
取引をしない場合でも、毎日相場をチェックするのは重要なことです。
そうすることで自然な相場観が養われ、おおよその値動きが判断できたりしてきます。
毎日ちょっとした習慣にすれば、それほど苦にならずにFX取引における重要なスキルのひとつが身につきますよ(≧∇≦)b 
 
逆にリスクを減らし、超短期でスキャルを行いたい人は、早朝から夕方前までの穏やかな時間帯がいいです。
1~10pipsのすくない幅を狙って、多めの枚数で手堅く利益を出すには、やはりリスクが最も少ない時間帯が大きく負け難いという点で有利といえるのかもしれません。
その際には、どんな些細な指標も外し、少しでも危険だと感じたら手を変えるくらいの慎重さが必要です。
 
例え勝たなくても、負けなければ次にまた勝負ができます。
経験を得た分、次の勝負は有利に運べるでしょう。
 
以上のことを参考に、最終的には自分のあった時間帯を見つけ、そこで長い間勝負できるようになれば、結果的により有利に取引できる術を習得でき、大きな利益に繋げる事ができるようになると思います。
 
すぐには無理でも、いつかそのうち見つけることができます。
焦らずに長い時間をかけるつもりで、余裕をもって探していきましょう。
2010/04/25 (Sun) / 【ヤヨメのFX教室】 / comment(0)
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【2013年の結果まとめ】

●12月→約+160,000円GET
●11月→約+166,250円GET
●10月→約+290,000円GET
● 9月→約+137,500円GET
● 8月→約+95,000円GET
● 7月→約+280,000円GET
● 6月→約+195,000円GET
● 5月→約+307,500円GET
● 4月→約+185,000円GET
● 3月→約+145,000円GET
● 2月→約+160,000円GET
● 1月→約+35,000円GET

【2012年の結果まとめ】

●12月→約+162,500円GET
●11月→約+315,000円GET
●10月→約+220,000円GET
● 9月→約+20,000円GET
● 8月→約+107,500円GET
● 7月→約+240,000円GET
● 6月→約+267,500円GET
● 5月→約+345,500円GET
● 4月→約+80,500円GET
● 3月→約+15,000円GET
● 2月→約+165,000円GET
● 1月→約+110,000円GET

【2011年の結果まとめ】

●12月→約+215,000円GET
●11月→約+195,500円GET
●10月→約+260,000円GET
● 9月→約+167,500円GET
● 8月→約+102,500円GET
● 7月→約+320,000円GET
● 6月→約+250,000円GET
● 5月→約+315,000円GET
● 4月→約+185,000円GET
● 3月→約+330,000円GET
● 2月→約+210,000円GET
● 1月→約+290,000円GET


手法については→コチラ
(※初心者用です)
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